なぜ水道から水が出てくるの?
カテゴリ: 暮らし・家庭

💡 簡単にいうと…
水道から水が出てくるのは、山や川の水をきれいにして、ポンプやタンクでおくられてくるからです。 水道のハンドルをひねると、水がパイプを通って家に流れてくるんだよ。
🔍 もう少しくわしく!
わたしたちが使っている水は、川やダムの水を「浄水場(じょうすいじょう)」できれいにしてから、 ポンプでおくられています。
浄水場から水は「配水管(はいすいかん)」というパイプを通って、町の中にある「タンク」や「水道管」に運ばれます。
家の中にも水道管がつながっていて、水道のハンドルをひねると、水がパイプの中を通ってじゃーっと出てくるしくみです。
ポンプや水の重さを使って、水がじょうずに流れるように工夫されているんだよ。
🗣 博士と女学生の会話で学ぼう
博士: 君、水道のハンドルをひねるとどうして水が出るか知ってるかい?
女学生: うーん…地下から勝手に湧いてくるのかな?
博士: 実はね、水は山や川から集めて「浄水場」でキレイにして、ポンプで送っているんだ。
女学生: へぇ〜!じゃあ、家まで水が旅をしてくるんですね!
博士: そうそう。パイプの道を通って、重力やポンプの力で流れてくるんだよ。
女学生: 水道って、すごく計算されて作られているんですね!
🌟 こんなところに注目!
- 川やダムの水をきれいにしてから使っている
- 水はパイプやポンプで町中に送られてくる
- 水道のハンドルをひねるとパイプの水が出てくる
❓ よくある質問
- Q: 停電したら水道は止まるの?
→ 一部の地域ではポンプが止まり、水圧が下がることがあります。 - Q: 川の水をそのまま使えないのはなぜ?
→ 雑菌や泥が含まれているため、浄水場できれいにする必要があります。 - Q: 水道水って安全?
→ 厳しい基準で管理されていて、日本では非常に安全です。
📝 筆者のひとこと
水道は「いつでも蛇口をひねれば出る」ことが当たり前すぎて、そのありがたさを忘れがちです。 実際には山・川・浄水場・配管・メンテナンス作業員と、多くの人や自然の力が支えています。 子どもたちには「水は無限じゃない」という視点も持ってほしいと思います。