子どもが生まれたら何をすればいい?
カテゴリ: 生活 | 更新日: 2025年8月3日
💡 簡単にいうと…
赤ちゃんが生まれたら、役所や病院、保険組合でいくつかの大事な手続きが必要です。これをすることで、赤ちゃんの名前や住所を登録し、医療費や子育てのサポートを受けられるようになります。パパもママと一緒に手続きを進めて、家族のスタートをスムーズに!
🔍 もう少しくわしく!
赤ちゃんが生まれたら、まず「出生届」を役所に提出して、赤ちゃんの名前や誕生日を国に登録します。これが赤ちゃんの公式な記録になります。次に、健康保険や児童手当の手続きをして、医療費や子育ての費用をサポートしてもらいます。さらに、出生育児一時金や高額療養費の制度を活用すれば、出産費用も軽減できますよ!
各手続きには期限や必要な書類があるので、事前に準備しておくと安心。パパとして、書類の準備や役所への提出をサポートすることで、ママの負担を減らせます!
🌟 こんなところに注目!
- 出生届は14日以内:赤ちゃんが生まれた日から14日以内に提出。遅れると罰則があることも!
- 健康保険で医療費を節約:赤ちゃんを保険に入れると、病院代が安くなります。
- 児童手当で子育て支援:月額1万円~1.5万円(2025年時点)が支給され、育児の助けに。
- 出生育児一時金:出産費用の一部(50万円、2025年時点)が戻ってくる制度。早めに申請を。
- 高額療養費:出産で高額な医療費がかかった場合、負担を軽減できる制度。知っておくと安心!
📝 必要な手続きリスト
- 出生届の提出
赤ちゃんが生まれたら、まず「出生届」を役所に提出します。これで赤ちゃんの名前、生年月日、親の情報が戸籍に登録されます。提出期限は赤ちゃんが生まれた日を含めて14日以内(海外出産の場合は3ヶ月以内)。病院で発行される出生証明書と母子手帳を用意し、役所の戸籍課に提出します。パパが出生届を出す場合、印鑑(シャチハタ不可)も持参しましょう。
提出先:赤ちゃんの出生地、両親の本籍地、または居住地のいずれかの市区町村役場。
必要なもの:出生証明書(病院で発行)、母子手帳、印鑑、身分証明書。
パパの役割:病院で出生証明書を受け取り、役所への提出をママと分担。事前に名前を決めておくとスムーズ!
詳細はこちら(宮崎市例) - 健康保険への加入
赤ちゃんを親の健康保険に加入させることで、病院の診察や治療の費用が一部負担(通常3割)で済みます。加入手続きは、勤務先の健康保険組合(会社員の場合)または国民健康保険の窓口(自営業やフリーランスの場合)で行います。出生後できるだけ早く手続きを済ませましょう(目安:1ヶ月以内)。保険証が発行されるまで1~2週間かかる場合も。
提出先:勤務先の健康保険組合または市区町村の国民健康保険窓口。
必要なもの:出生届の受理証明(役所で発行)、親の保険証、身分証明書、印鑑。
パパの役割:勤務先の保険組合に連絡し、必要書類を確認。ママが産後の回復に専念できるよう、手続きを代行。
詳細はこちら(協会けんぽ) - 児童手当の申請
児童手当は、子育て世帯を支援するための給付金で、0~15歳(中学校卒業まで)の子どもが対象。2025年時点で、3歳未満は月額1.5万円、3歳~中学生は月額1万円が支給されます(所得制限あり)。出生後15日以内に市区町村の児童手当窓口で申請が必要です。遅れると支給開始が遅れるので注意!
提出先:市区町村の児童手当窓口(出生届と同じタイミングで申請可能な場合も)。
必要なもの:申請書(役所で入手)、親の身分証明書、銀行口座情報、印鑑、保険証。
パパの役割:必要書類を揃え、役所での申請をサポート。出生届と同時に手続きすると効率的。
詳細はこちら(内閣府) - 乳幼児医療費助成
乳幼児医療費助成は、赤ちゃんの医療費(入院や通院)を無料または一部負担にする制度。自治体によって対象年齢(例:0~6歳、0~15歳)や助成内容が異なります。出生後できるだけ早く申請し、医療費受給者証を受け取ります。健康保険への加入が前提なので、先に保険の手続きを。
提出先:市区町村の子育て支援課や健康福祉課。
必要なもの:申請書、赤ちゃんの健康保険証、親の身分証明書、印鑑。
パパの役割:自治体のウェブサイトで制度の詳細を調べ、必要書類を準備。ママと一緒に窓口へ。
詳細はこちら(厚生労働省) - 住民票の登録
赤ちゃんの住所を住民票に登録します。出生届の提出と同時に手続きできる自治体が多く、赤ちゃんの戸籍情報に基づいて登録されます。住民票は、児童手当や医療費助成の申請時に必要になる場合も。
提出先:市区町村の住民課(出生届と同じ窓口で可能な場合も)。
必要なもの:出生届の受理証明、親の身分証明書、印鑑。
パパの役割:出生届と一緒に手続きを済ませ、書類の確認を忘れずに。
詳細はこちら(総務省) - 出生育児一時金
出生育児一時金は、出産費用を支援する制度で、2025年時点で1児につき50万円が支給されます(健康保険加入者が対象)。病院が直接保険組合に請求する「直接支払制度」を利用すれば、退院時に高額な費用を立て替えずに済みます。利用しない場合は、後から保険組合に申請して受け取ります。
提出先:健康保険組合または国民健康保険窓口(直接支払制度を利用しない場合)。
必要なもの:申請書、領収書(出産費用)、保険証、銀行口座情報、印鑑。
パパの役割:病院で直接支払制度の利用を確認し、必要なら保険組合に申請書を提出。出産費用の領収書を保管。
詳細はこちら(協会けんぽ) - 高額療養費
出産で医療費が高額になった場合(例:帝王切開や入院が長引いた場合)、高額療養費制度で自己負担額を軽減できます。1ヶ月の医療費が一定額(所得に応じた限度額)を超えた場合、超過分が払い戻されます。事前に「限度額適用認定証」を保険組合から取得すると、病院での支払いが限度額までで済みます。
提出先:健康保険組合または国民健康保険窓口。
必要なもの:申請書、保険証、領収書、銀行口座情報、印鑑。
パパの役割:出産前に限度額適用認定証を申請し、病院に提出。出産後の申請も忘れずに。
詳細はこちら(厚生労働省)