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なぜ火は赤く光るの?

カテゴリ: 自然・科学

燃える炎の写真

💡 簡単にいうと…

火は、ものが燃えるときに出る「熱(ねつ)」で光ります。 赤い色に見えるのは、燃えているときの温度がちょうどその色の光を出すからなんだよ。

🔍 もう少しくわしく!

木や紙などが燃えると、たくさんの熱が出ます。このとき、まわりの空気がとてもあつくなって、光を出しはじめます。

火の中は場所によって温度がちがうので、色もちがって見えます。外が赤っぽくて、中心に近いところはオレンジや黄色になることもあります。 もっと温度が高くなると、青白い火になることもあるよ。

つまり、火が赤く光るのは、「あつくて光っているから」なんだね。 ろうそくの火やたき火も、同じように光っています。

🗣 博士と女学生の会話で理解しよう!

博士:おや、君は炎をじっと見ているね。何か気になるのかな?
女学生:はい!どうして火って赤いんですか?絵の具で塗ったみたいに赤く見えます。
博士:ふむ、それは火の温度によるんじゃよ。赤い火はだいたい1000℃前後なんだ。
女学生:1000℃!?そんなに熱いんですか!じゃあ青い火はもっと熱いってことですか?
博士:そうじゃ。青い火は2000℃を超えることもあるぞ。色は温度の目安になるのじゃ。
女学生:なるほど…赤は「まだ低め」、青は「すごく高温」ってことですね!

🌟 こんなところに注目!

  • 火は「熱のエネルギー」で光っている
  • 温度によって光の色が変わる
  • 青い火はもっと熱い火!

🔗 関連する「なぜ?」

❓ よくある質問

  • Q: 赤い火とオレンジの火の違いは?
    A: 赤い火は温度がやや低く、オレンジはそれより少し高い温度です。
  • Q: ガスコンロの青い火は安全?
    A: 色だけで安全性は決まりませんが、青い火は燃焼が良くて煙も少ないです。
  • Q: 炎の色で温度を正確に測れる?
    A: 目安にはなりますが、正確に測るには専用の計測器が必要です。

✏ 筆者のひとこと解説

私はキャンプで焚き火をよくしますが、火の色を観察するとその日の燃え方や木の種類による違いが分かって面白いです。 針葉樹は油分が多く、オレンジ〜黄色が強めに出やすい印象があります。 また、風の向きや湿度によっても火の色や揺れ方が変わるので、炎は自然が作る最高の「温度計」だと思います。

このページは子どもの好奇心を育む「なぜ?」学習の一環として作成されています。